突然の身内や、知人の不幸。小さな子供がいる場合、お通夜や葬儀、告別式の列席はどのようにしたらよいのでしょうか?お通夜や葬儀、告別式は長時間に及ぶこともあり、赤ちゃんや小さな子供がその間ずっと静かにしていることが難しいことも。そこで小さな子供がいる場合、お葬式やお通夜に参列する際の注意点、また喪服についてもまとめました。
お通夜、葬儀、告別式に参列する際の注意点
身内に不幸があった場合、小さな子供でもお通夜や葬儀、告別式に参列する必要がでてきます。しかし小さな子供の場合、30分から数時間じっとしていなくてはならないお通夜や葬儀、告別式ではどうしても途中で飽きてしまい騒いでしまうことも少なくありません。しかし他の弔問に訪れてくれた方に迷惑をかけるのは避けたいものです。子供が騒いでしまうことを先に考慮して席などを準備するとよいでしょう。
席を後ろの方にしてもらう
お通夜や葬儀の際、近しい身内だと前の方の席に案内されることが多くなります。しかし小さな子供は騒いだり駆けだしたりしてしまう可能性があります。あらかじめその旨を伝え、後方の席か退出しやすい席に座ると良いでしょう。葬儀の最中に子供が騒いだり、駆けまわったりするのは他の方にも迷惑になります。そういったときには、遠慮せず退出することが大切です。
周りにひと声かけておく
赤ちゃんが泣いたり小さな子供やが騒いでしまうことを防ぐのは簡単ではありません。必要に応じて周りに迷惑かけるかもしれない旨ひと声かけておきましょう。また故人が自身の親などの場合で、子供を抱いて退出しずらい場合、他の親族に子供を見てもらうようあらかじめお願いしておくとよいでしょう。
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火葬場に子供と行くのは可能?
身内が亡くなった場合、葬儀の後に火葬場まで行き最期の見送りをする場合が多くなります。その際、小さな子供はどうしたらよいでしょうか。
基本的には小さな子供でも火葬場に行くこと自体は親族であればマナー上問題ありません。しかし葬儀場と火葬場が同じ場合はまだよいのですが、葬儀場から移動する場合、火葬場は郊外にあることが多く移動にも時間がかかります。また火葬場での待ち時間も長く、葬儀から火葬場、法要などすると1日がかりになることも少なくありあせん。故人との関係性や子供の体調など考慮して参列するか決めると良いでしょう。
最近の火葬場ですが、キッズルーム、授乳室(お湯などもあり)、おむつ替えなど完備されているところも多くなっています。そのような火葬場ですと乳幼児連れでも安心して長時間過ごせますし、子供が待ち時間でも飽きないような工夫がされています。ただ、古い火葬場ですと、そういった設備がない場合があります。わからない場合は念のため子供が待ち時間に飽きないように過ごすためのおもちゃや、食事、お湯、ミルクや授乳ケープなどを準備していくとよいでしょう。
子供用の喪服はどうするの?
学生であれば制服がフォーマルの服装となりますので、制服を着るのがベストです。しかし小さな子供となるとどのような服を着たよいのでしょうか。
基本的に小さな子供用のフォーマルの喪服というのは売っていません。制服がない場合は黒白のモノトーンでまとめた服装や、制服風の服装を着用すると良いでしょう。
男の子の喪服に適した服装は、白シャツ、黒・紺・グレーのズボン、(あれば)ブレザーや黒のジャケットです。 女の子の喪服に適した服装は、白の襟付きブラウス、黒、紺、グレーのスカートやワンピースです。 どちらもサテンのような光沢のある素材やキャラクターものは避けるようにしましょう。
乳幼児の場合は白やグレー、黒のロンパースやモノトーンのロンパースを着用させるようにしましょう。
靴は黒いものがベストですが、小さな子供だと革靴などは履きずらい場合があります。その場合はスニーカーでも大丈夫ですが、音が鳴るものや光るもの、サンダル、キャラクターものなど派手なものは避けたほうがよいでしょう。
子供の喪服に関しては厳密にはそれほど厳しくありません。基本的には華美でないことを念頭にコーディネートすればよいでしょう。ただし、ジーンズやTシャツなどカジュアルすぎるものは避けるようにしましょう。
子供用のフォーマルのレンタルサービスもあります。サイズや日程が間に合えばこういうサービスを利用するのも便利です。
価格:5,800円 |
葬儀は亡くなった方を偲ぶ大切な儀式です。小さな子供にとってはあまり理解できないものかもしれませんが、故人にとっては子供たちと過ごした日々は大切な思い出です。ぜひ、故人のためにも最期の見送りを子供たちとしてあげれるとよいですね。
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