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港区のスーパーは高いの?

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南青山の児童相談所建設問題で、建設反対住民がこのあたりでは「ネギ一本も紀ノ国屋で買う」という発言をしたことが報道され、話題にのぼりました。

わたしの娘はこの地域の保育園に通っているため、わたし自身も話題になった青山周辺のスーパーで買い物をして帰りますが、紀ノ国屋以外のスーパーを利用しています。

同じ保育園のママ友も、この周辺に住んでいらっしゃる方が多いですが「紀ノ国屋でしか買わない~」なんていう声は聞いたことありません。

もちろん、この青山地区には、紀ノ国屋以外にスーパーはいくつかあります。住民全員が高級スーパーで買い物しているわけではないんです。

ということで、今回は港区のスーパー事情について紹介します。

目次

すべてが高級スーパーではありません

港区のスーパーの特徴としては、冒頭で児童相談所建設反対をした方が述べたような「紀ノ国屋」のような高級スーパーがたくさんあるということです。

ただ、高級スーパーしかないというわけではありません。

選択肢として高級スーパーもあります。ただ、普通のスーパーもたくさんあります。自宅から最寄かどうか、便利かどうかは別問題ですが。。

南青山にも、今年の2月28日で閉店となってしまいましたが、イオン系のピーコックストア青山店がありました。

こちらは、特段値段が高いわけではなく、このあたりとしては大きなスーパーで品揃えもよかったため、住民からかなり惜しまれての閉店となりました。(開店60年ということで建物の老朽化による閉店のようです。)

ピーコックストア
↑閉店となったピーコックストア青山店

様々な客層に対応する多種多様なスーパー

港区は、東京都心にあるだけあり、スーパーを利用する人も様々です。住民だけでなく、近隣の会社に勤める人や、外国人、飲食店の人の買い出しなどにも使われたりしています。そのため様々な客層に対応するため多種多様なスーパーが点在しています。

外国人向け

港区含め近隣には大使館が多く、外国籍の方もたくさんすんでいます。そのため特に麻布あたりには外国人向けのインターナショナルスーパーが点在しています。そこでは、イスラム教の人のためのハラルに対応している食材を取り扱っていたり、チーズ、ワイン、ハムなどの輸入食材を他より多く取り扱っていたりします。都心に住む外国籍の方は、駐在など家族連れで来ている人が多く、日本語が話せない人も多くいます。そのため、店員さんでも英語対応できる人がそろっています。また新宿や池袋にあるアジアン系の食材店とは異なり、高級感のあるスーパーが多いのも特徴です。そのため価格も高めです。

OL向け

港区は六本木、新橋、虎ノ門などのオフィス街を有し、23区内でも最も事業所や働く人が多い場所としても知られています。そのため、サラリーマンやOL向けのスーパーもたくさんあります。OLに人気な成城石井も港区には9店舗展開しています。イオン系でも「ヴィルマルシェ」のブランドでお惣菜を多く取り扱った高級感のある店舗を展開していたりします。他にも、コーヒーショップを併設した「ディーン&デルーカ」など、おしゃれなスーパーも見受けられます。

近隣住民向け

近隣住民向けには、小型スーパーの「まいばすけっと」や「マルエツプチ」などが多く見受けられます。価格は大型スーパーより少し割高ですが、それは、小包装のものが多いから。お肉なども大型パックではなく中~子型、人数の少ない家庭向け商品が多いのが特徴です。1人暮らしの人や、外食の多い人にはちょうど良いサイズのものが揃ってます。店舗も狭く小さいですが、生鮮食品は何でもそろうので大変便利です。

普通の食品スーパーは、小型スーパーより少なくなりますが、港区各地域にあります。「ピーコックストア」「いなげや」「東急ストア」などです。またセレブに人気の「クイーンズ伊勢丹」「紀ノ国屋」など値段は高いですが品揃え品質共に高いスーパーです。

激安スーパーも

港区にだって、激安スーパーもあるんです。「肉のハナマサ」は業務用スーパーとしても有名ですが、港区内に4店舗あります。小型スーパーで売っている商品とは対照的に、お肉も大型パックばかり!また結構外国の食材も取り扱っているため、場所によっては外国人のお客さんもたくさん買いに来ています。他にも区内に3店舗ある「びっくり屋」など八百屋さんスタイルのお店では、野菜や果物などスーパーよりも安く購入できます。(肉類の販売はありません。)

用途に合わせたスーパー利用ができるのが特徴

地方に行くと、車社会でスーパーの絶対数が少なく、逆に大型店舗しかないという場合もありますが、港区の特徴は、今まで紹介したような多種多様なスーパーを徒歩圏内で使い分けできるところにあります。もちろん、高級スーパーでしか買いません、というセレブもいますが、大多数はそうではないと思います。(みんな高級スーパーでしか買わないなら、普通のスーパーはないはずです。。)

わたしは週末は値段の安いスーパーに買い物に行きまとめ買いをします。毎日足りないものは小型スーパーで、たまにご飯を作りたくないときは、成城石井などでお惣菜を買い、手に入りにくい外国の食材を買いたい時は、インターナショナルスーパーや高級スーパーに、というように使い分けをしています。

尚、小型スーパーはやはり都心だけあり、テナント料は高い分、お店は狭いところが多く、カート同士がすれ違うのが大変です。子供連れだと迷子の恐れはないですが、人とぶつかって迷惑をかけてしまうこともありますので注意が必要です。

まとめ

以上紹介したように港区には多種多様なスーパーがあります。またスーパーだけでなく、無農薬野菜を取り扱った八百屋さんがあったり、昔ながらの商店街にはお肉屋さんやお魚屋さんもあります。そういったお店で買うお惣菜は実は絶品です!

確かに、大きなイオンスーパーやSEIYU、コストコのような大型店舗はありません。それを不便だと感じるかは人それぞれですが、その代わりにお豆腐屋さんやお饅頭屋さんのような個人商店もこんな都心の商店街に残っています。

共働きの子育て中の家庭や少し買い物に不便な地域だと生協や、食材宅配などを利用する人もいます。わたしも生協CO-OPもあわせて利用していますよ。自分のライフスタイルにあわせた食材を揃えられる選択肢の多さは都心ならではの良さなのです。

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