「離乳食にブレンダー」が便利だ!と聞いて購入しようと考えている方、ちょっと待って!
離乳食は食べ物をドロドロにして食べさせるからブレンダーあると便利!など感覚的に考えてしまいがちですが、本当にブレンダーって離乳食作りに必要なのでしょうか。
わたしも「離乳食作り=ブレンダー必須」と思って妊娠中に急いで購入しました!
でも、結局使わなかったんです。
わたしも離乳食に便利かと思って購入しようかと思ってるんだけど。
正直、わたしは、離乳食に使うことはなかったよ。
わたしも妊娠中に離乳食づくりのためブレンダーを購入した一人。しかし実際離乳食づくりのために使うことはありませんでした。
離乳食づくりにブレンダーを購入しても結局つかわなかった人は少なくないようです。
「じゃあ、離乳食はどうやって作るの?」
ということで、離乳食にブレンダーが不要な理由と、本当に使い勝手のよい「調理器具」の紹介をしていきたいと思います!
ブレンダーで攪拌するにはある程度の量が必要だけど、離乳食で必要な量はわずかだから
もちろん、たくさん作って冷凍という方法もあるけど、ペーストが必要な時期はわずかなんだよね。。
離乳食準備のために妊娠中にブレンダーを購入して母に笑われる経験
わたしは妊娠中、”離乳食にブレンダーがあった方が便利”という情報をみつけて即購入!
産まれてからは忙しいから事前に買っておこう!とブレンダーセットを購入しました!
そしてわたしが購入したブレンダーをみて母に言われた言葉は以下。
離乳食づくりのためのブレンダーを買ったわたしは、母にめちゃくちゃ笑われました。
せっかく、安くない値段で買ったブレンダーだったので、「そんなことないわよ~役に立つよ!!」とその時、母に言い返しましたが、実際に離乳食を作り始めて、母に笑われたワケがよくわかりました。
その時は、笑われてイラっとしたけどね!!
ブレンダーが不要な4つの理由
実際には、母に笑われたように、離乳食の時期に入ってブレンダーを使うことはありませんでした。
その理由は、ブレンダーを使うと「ある程度量を作る必要」「設置が面倒」「洗うのが面倒」「飛び散る」という4つの理由からです。
ブレンダーで調理する時、ある程度の量が必要
離乳食を始めた赤ちゃんが食べる量ってどのぐらいかご存知ですか?
はじめた頃はスプーン1杯からはじめ、最初始めた頃5,6カ月はなめらかにすりつぶしたドロドロ状のものを食べさせますが、中期になると、柔らかく小さく刻んで歯茎ですりつぶせる固さになればOKです。
ブレンダーでドロドロにしなくてはいけないのは、離乳食初期の時期。
しかし、この時期は非常に短いです。
しかも、この時期食べる量はほんのわずか。
でもブレンダーで細かく砕く場合、ある程度の量が必要なのです。
確かに離乳食は、多めに作って冷凍保存が便利。でも、正直ブレンダ―で砕く必要もないぐらいの量。
ほうれん草なら1把あれば十分だよ。あんまり多く作って冷凍しても、長期保存は鮮度に問題がでてくるので、できれば早めに使いきれる量がいいんだ。
ブレンダーでほうれん草などの野菜を細かく砕く場合、ある程度の量が必要です。
一方、量は少なくても、栄養価を考えると種類は多い方がベター。
そうなると離乳食期の食品のすりつぶしには、ブレンダーではなくてすり鉢がものすごく便利でした。
小さいすり鉢で少しずつすりおろして保存してあげればいいんだよ。
そっか!少ない量ならすり鉢で簡単にすりつぶせるもんね。
ブレンダーの設置が面倒
ブレンダーを持っている方は分かると思いますが、使用する時、歯の部分と本体のパーツをつなぎ合わせたり、電源コードのあるものだと、電源コードをさすなど事前準備が必要です。
簡単そうな作業ですが、忙しいご飯時間には結構面倒な作業になります。
またブレンダーのパーツを洗うのも案外面倒!
わたしは、まめな方ではないので、いちいち出し入れ面倒でした。
なるほどね。わずかな量ならブレンダーを準備する間に準備できちゃうっていうことだよね。
ブレンダーを洗うのが面倒
ブレンダーは電化製品のため、電源の部分や、接続部分など、濡らさない方が良い部分があります。
また刃と機材の間に汚れがはいると、スポンジでは洗いにくいですし、刃でけがをしないように気を付けながら洗わなくてはいけません。
しまう時も刃がさびないために刃の部分を乾かしてしまう必要があります。
ブレンダーを使うと飛び散りやすい
鍋の中でブレンダーを回すと場合によって食べ物が飛び散ってしまうことがよくあります。
少量の場合は刃の部分が食材の中まで入らず、飛び散りやすくなるので特に注意が必要です。
少量をブレンダーにかけるのは無理です!
ブレンダーに関してママ友の口コミ
ブレンダーについて、「必要でない」「あって良かった」の声をまとめました。
結果
- 必要でない人の多くは、少量作る人
- あって良かった人は、ストックを含め多くつく人
ただ、離乳食はずっとトロトロもものではなく、段階を追って口ですりつぶせる大きさにしていくのが鉄則です。
そういう点でもブレンダーだと、くだきすぎてしまうという声もあります。
ブレンダ―必要ないという人の口コミ
わたしの周りのママ友に聞いても、ブレンダーを実際使って便利だったという声はほとんど聞こえてきませんでした。
ブレンダー買ったけど、結局ほとんど使わなかったという声が多いです。
少量だとブレンダー回らないのが原因です。
市販の離乳食を上手に活用すれば調理器具もほとんどいらないという声もありましたよ。
ブレンダーあって良かったという人の口コミ
一方でブレンダーあって良かったという声も0ではありません。
一度にたくさんの量を作る方や、家族の分を含めてある程度の量を作る方はブレンダーが向いています。
すり鉢を活用して簡単便利な離乳食づくり
でも「ブレンダーなしで、どうやってすりつぶした舌ざわりがなめらかな離乳食を作るの?」とおもった方も多いのではないでしょうか。
これこそ昔ながらのゴマをするすり鉢!これが一番簡単でおすすめです。
離乳食の本などでも離乳食づくりに用意したい調理器具としてすり鉢をあげているものが多いです。
すり鉢であれば、値段も安く、すでにおうちにもある方も多いのではないでしょうか?
ほうれん草などの葉物からご飯まで、すり鉢なら少量からすりつぶすことが可能です。
おすすめ、離乳食調理器具!
「すり鉢」は日本に昔からある調理器具ですが、最近スーパーなどではあまり見かけません。また昔ながらのすり鉢は陶器でできていて、重量もあり、離乳食を作るには正直使いやすいとはいえません。
そこでおすすめなのが、以下の調理器具になります。
ピジョン 調理セット 離乳食用
赤ちゃん用品で有名なピジョンから出ているのが「ピジョン 調理セット 離乳食用」です。
調理セットは現在形状がしかくに改良されています。
「ピジョン 調理セット 離乳食用」は、「おろしフタ、こし網、保存フタ、おろし板、ジュースしぼり、すり棒、すり鉢、フィーディングスプーン」がセットになって売っています。
またピジョンの調理セットは電子レンジの使用や、冷凍保存もできる!という点で大変優れています。コンパクトでありながら、基本的にこの一台で離乳食の調理器具としては全部そろっており万能です。これだけそろって値段もブレンダーの三分の一ほどです。
なかでも、便利なのが「こし網」。離乳食をすすめるなかで、アレルギーのおきやすいたまごは少しづつあげなければいけません。でも固ゆでたまごは、ぱさぱさしていて、赤ちゃんが嫌がるケースも。
そんな時、この「こし網」で細かく裏ごしすることで、食べやすくなり、お粥などにも混ぜても舌ざわりがなめらかになるのでおすすめですよ!
リッチェル Richell 調理器セット
リッチェルの調理器セットは、すり鉢とスプーンがボツボツとした形状になっています。
実はすり鉢って結構間に食べかすが入り込み、洗っても綺麗にとりにくかったりするのですが、リッチェルの調理器セットはボツボツとした形状のため、洗うのが非常に簡単で衛生面でも安心なのがおすすめな点です。
すり棒のかわりに同様に表裏両面にボツボツがついたスプーンがついているのであわせて使って、より食品をなめらかに砕くことができます。
ブレンダーを買ってしまった場合
離乳食用にブレンダーを買ってしまったという方も、せっかく買ったのなら活用しましょう!
離乳食づくりには向いているとはいえないブレンダーですが、少し子供が大きくなったら、フルーツ、野菜100%のジュース作りや、スープ、お菓子作りなど様々な場面で活用できます。
子供が3歳ぐらいになったら、牛乳とバナナでバナナシェークなど作ってあげると喜びますよ。
牛乳ぎらいで、なかなか牛乳が飲めないお子さんにもおすすめです。
レシピは簡単、牛乳と、バナナをブレンダーでシェークするだけ。
ブレンダーで牛乳が泡立ち自然な甘さになります。もし甘さが足りない場合は、お砂糖を入れたり、アイスクリームを入れてシェークするのもおすすめ。夏バテ気味の体にもピッタリの飲み物になります。
まとめ
一見離乳食づくりに便利そうに見えるブレンダー。
ブレンダーを活用して上手に離乳食を作っている人もいますが、案外ブレンダーを使った調理には時間がかかるもの。
普段からあまりブレンダーを使わない人ならぜひ安くて簡単なすり鉢ではじめての離乳食づくりを試すことをおすすめします。
ただ家族の分を含めて一緒に食べられるスープを作りたい。
ジュースを作りたいという場合には、ブレンダーは活躍します。
また離乳食のラインナップも多い生協を使うこともおすすめします。
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