新幹線での移動は、赤ちゃんや子供にとって短時間で済むことも多く、デッキもあるため、移動手段としては負担の少ない方法です。
一方新幹線は飛行機とは異なり荷物の預け入れができないため、ベビーカーを含めてすべての荷物を自分で持って乗車しなくてはなりません。
2020年5月20日から東海道、山陽、九州新幹線に大きなスーツケースなどを持ち込む場合は、「特大荷物」付きの座席を予約する必要がでてきました。
そこで気になるのが、ベビーカーを新幹線を持ち込むときの注意点。「特大荷物のスペースの予約は必要?」、「別途料金は必要なの」などの疑問にお答えします!
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]東京ー名古屋間を新幹線で実家に帰っているよ。うちは車がないから旅行もほとんど新幹線。1人で子供二人連れて新幹線に乗ることも!子連れ新幹線移動のベテランです(笑)[/chat]
また新幹線移動に便利なベビーカーも紹介します。
ベビーカーは特大荷物?スペースの予約は必要?
2020年5月20日より東海道、山陽、九州新幹線に大型の荷物を持ち込む人は「特大荷物スペース」付きの座席の事前予約が必要になりました。
JRのいう「特大荷物」の大きさとは、縦・横・高さ3辺の合計(A+B+C)が160cmを超えるサイズを指します。
予約なしで「特大荷物」を持ち込んだ場合は、1000円の追加料金が課せられます。
一方、「ベビーカー」に関しては特大荷物スペースの予約は必要ありません。
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]特大荷物スペースは、ベビーカーは予約なしで無料で使用できます![/chat]
特大荷物のスペースは座席後方。もともと、この位置に新幹線で移動の際にはベビーカーを畳んで置いていた人も多いのではないでしょうか。
ベビーカーは無料でこの場所におけますが、特大荷物スペースつき座席が導入されて以降、予約した大型荷物が優先されるため、特大荷物スペースがすべて予約で埋まってしまっているとこと。
すべての新幹線の車両の後方が「特大荷物スペース」になるわけではありませんが、グリーン車も含め多くの車両に設置されています。
そうすると、今まで新幹線の座席後方にベビーカーを置いていた方は置けなくなる可能性もでてきてしまいます。
だから新幹線にベビーカーを持ち込み置き場所を確保したい場合は「特大荷物付き座席」を予約しておくのがおすすめ。座席も後方のため赤ちゃんや、子供がぐずった時にでも、すぐにデッキにでることができます。
特大荷物付き座席は別途費用が必要?
ではベビーカーを新幹線に持ち込むため「特大荷物付き座席」を予約したい場合、別途費用が必要なのでしょうか?
事前に「特大荷物付き座席」を予約した場合は、通常の新幹線の乗車料金(乗車券+指定席料金)のみで別途費用は必要ありません!
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ベビーカーは事前予約なし新幹線に持ち込んでも別途料金がかかることはありません。ただし特大荷物スペースは予約した人優先になるので、ベビーカーの置き場がないということもあり得ます![/chat]
ベビーカーの置き場がない場合の対処法
ベビーカーの置き場のない場合や、ベビーカーが大きいうえ畳めない時はどうしたらよいでしょうか?
JR東海では、車掌さんの許可を得れば、出入り口のデッキにベビーカーを置かせてもらうことも可能でした!
注意としては、デッキに置いた場合は、人が出入りするドアと反対方向にベビーカーをとめる必要があります。(乗り降りする人の邪魔にならないように)
場合によっては駅に着く前に開く扉の位置により、ベビーカーの位置を移動させなくてはいけません。
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]デッキに置かせてもらった場合開く扉の位置によりベビーカーを移動させなくてはいけないので、注意してくださいね![/chat]
新幹線でおすすめの席は?
ベビーカーを持ち込んで新幹線で移動する場合、おすすめの席があります。
東海道新幹線でいえば、11号車の12、13C。座席表で車いすスペースになっている空欄のところです。
実はこのスペースですが、当日の予約限定に限りますが、車いすのお客さんがいない場合、一般の利用者でも利用できるという席。
この車いすスペースにベビーカーに子供を乗せたまま、使用することがなんとできてしまう、本当にプレミアムな席です。
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]新幹線の子供料金は座席を使わなければ6歳までの子供は乗車料金はいらないよ。ベビーカーに乗せておけるのでお得感あり![/chat]
「北陸(長野)新幹線」は7号車11、12番。「東北新幹線」のE5系は1号車6番。「秋田新幹線」は12号車1番の座席が該当します。
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]ただしこの席は争奪戦です!日中の比較的混雑のない時間でも埋まっていることがほとんど。当日空きがあればラッキーと思ってください![/chat]
他にも赤ちゃんずれにおすすめの座席などの情報は以下の記事で紹介しています。
新幹線移動に便利なベビーカーの特徴
新幹線にベビーカーの持ち込みは可能ですが、あまり大型のものは他のお客さんの迷惑になるので、できればコンパクトなものや、コンパクトにたためるものがおすすめです。
そこで新幹線に持ち込むのに便利なベビーカーの特徴をまとめました。
片手で簡単におりたためる
東京駅、品川駅など、新幹線の停車するターミナル駅は大きく、混雑しています。そのため改札口から新幹線の乗車まで子供や荷物を載せてベビーカーで移動した方が楽で、安全です。
その際新幹線に乗ってからベビーカーを折りたたむ必要がでてきます。また降りる直前も荷物をまとめてベビーカーに乗せて降りる方が楽。
そこで狭い車内でさっと簡単に片手で折りたたみができるタイプのベビーカーがおすすめです。
小さくたためる
大型荷物置き場に置くにも、デッキに置いておくにも、他のお客さんに迷惑をかけないためにもあまり大きなベビーカーはおすすめできません。コンパクトにたためるものがよいでしょう。
片手でベビーカーがすすむ推進力
飛行機とはちがい、新幹線の移動は自分の荷物をすべて持って移動しなくてはいけません。兄弟がいる場合は上のお子さんの手を引いて歩く必要もあるかもしれません。
できれば片手でも小回りのきくベビーカーがよいでしょう。
荷物がたくさん載せられる
赤ちゃんや子供連れの旅行や帰省はどうしても荷物がかさばります。ベビーカーが荷物置きとしても重要になってくるため、できれば大容量のカゴがついているものをおすすめします。
新幹線移動におすすめのベビーカー
ピジョン ランフィRB0
使用年齢:1ヶ月頃〜3歳頃
総重量:約5.5kg
価格(税込み):54,000円
対面式の走行は少し片手だときついですが、背面式の走行は大変しやすいベビーカ。ささっと二つ折りにたためるので簡単。
ランフィRB9は今年の最新モデルですが、昨年モデルのものはオンラインで安く購入できるため、旅行用に購入するのもあり!走行性などにはほとんど違いがないため、おすすめです!
尚「ランフィリノン」という名前のベビーカーも「ランフィ」とほぼ同じモデル。アカチャンホンポとピジョンが共同開発したものが「ランフィリノン」という名前で販売しています。
以下記事も参考にしてくださいね!
サイベックス イージS B2
使用年齢:6ヶ月頃〜4歳頃
総重量:約7.3kg
価格(税込み):39,600円
走行性では◎のサイベックスイージーS B2。片手で三つ折りに小さくたためるため、新幹線の前方の席ならたたんで足元にでも置くことが可能です。
イージーS B2は6ヶ月頃からのものですが、同じシリーズで新生児から使えるイージーS2も発売されています。値段は少し高くなりますが、お子さんの年齢にあわせて考えてもよいでしょう。
ピジョン ビングルBB0
使用年齢:7ヶ月頃〜36ヶ月
総重量:約3.8kg
価格(税込み):29,920円
超軽量のB型ベビーカー。軽量ですが、走行性もよく荷物もたくさん入ります。さっと二つ折りにたたむことができるのもポイント。
こちらも型落ちしたピジョン ビングルBAは価格がかなりやすくなっているため、旅行用のセカンドベビーカーとしてもおすすめします。
Silver Cross シルバークロス Jet ジェット ベビーカー
使用年齢:新生児~3歳頃(15キロ)
総重量:約5.9キロ
価格(税込み):46,200円
コンパクトですが新生児から使えるベビーカー。
ベビーカーをたためば、キャリーケースのように引っ張って移動することができます。ただし、折りたたみは片手ではできないですし、荷物入れは小さい点がデメリットとしてあげられます。
ただ小さくたためるため、足元にもおいておくことができるので、混雑時の新幹線を利用しなくてはならない場合には便利です。
まとめ
特大荷物スペースの予約が可能になってから、子供連れに便利な後方の席は予約でうまってしまう確率が高くなりました。
特に休日や大型連休の際にはスーツケースを持って移動する人達で、特大荷物スペースはなくなってしまう可能性が大きいので注意が必要です。
旅行や帰省など新幹線での移動をする機会の多い人は日用使いから移動に便利なコンパクトベビーカーを購入してもよいでしょう!
旅行用や移動用のためなら、オンラインで型落ちのベビーカーを購入することで、良質なベビーカーを安く購入できる場合もあります。
また一時的な旅行や移動のためなら、レンタルという方法もおすすめ。
ベビー用品専門の低価格でレンタル可能なベビレンタでは、たとえば「ランフィリノン」を2,180円(税込)/1週間からレンタルできます。
[chat face=”face_20200607_162715-e1593666549840.png” name=”港区ママ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]レンタルならグレードの高いベビーカーを安く使うことができので、旅行や移動の際の利用はおすすめします![/chat]
飛行機移動に便利なベビーカーの記事も参考にしてくださいね!
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