まだ低学年だけど、中学受験を考えて塾に通うか、家庭学習にしようか悩んでいるんだ。どっちがいいんだろう?
うちは、一年生からあまり塾とかも可哀そうで、それよりも家庭学習の習慣をつけるためにZ会に入会したよ。
Z会の通信教育は、難易度も比較的高めで、中学受験への対策としても人気のある教材です。
現在はZ会からもタブレットタイプの教材も出ていますが、やはり低学年のうちは紙できちんと問題を解く習慣をもってもらいたいもの。
紙ベースでしっかり勉強させられるのはZ会の良さの一つです。
そこで今回はZ会小学1・2年講座に入会して実際感じたことや、メリット、デメリットなどをお伝えします。
我家は塾に行かずZ会で学習習慣をつけさせたいと考えています
- 中学受験を考えている
- 学校+αの学習をしてほしい
- 親が学習サポートをしてあげられる
- 塾に通うべきか考えている
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Z会小学1・2年生講座ってどんな講座?
Z会の小学1・2年生向け講座は、読解力、算数の基礎、思考力を養うことに焦点を当てています。
国語と算数の基礎から、少しずつ応用問題にもチャレンジさせてくれるため、学びの土台をしっかりと築くことができます。
難しそうだね。教科書と連動しているのかな?
1,2年生は教科書にかかわらず統一のテキストだよ。
国語、算数、思考力、生活(社会・理科の基礎)の4種のテキスト
テキストは、全部で4種類。
メインは、国語・算数で、そのほかに思考力ワークと、けいけんのテキストがつきます。
- 「わくわくエブリスタディ(国語・算数)」
テキスト的な問題、読解問題や基本問題を中心に出題
- 「ドリルZ(国語・算数)」
計算問題や、漢字などのドリル、発展問題もあり。
- 「みらい思考力ワーク」
考えながら思考力を育てる知育系の問題
- 「けいけん(理科・社会)」
実際に実験をしてみたり、観察するなどの後の、理科・社会に役立つ基礎知識をつくる
幼児コースは以下
毎月月末には添削問題に挑戦
毎月月末には国語と算数の復習を兼ねて添削問題にチャレンジします。
実力テストのように行い、郵送すると丁寧な解説とともに、まる付けと点数が戻ってきます。
親は間違いを指摘したり、教えたりせずここは取り組みたいところ!
添削問題は期限は月末とありますが、期限過ぎても提出は可能です!
Z会講座の難易度とは?難しいといわれる理由
Z会の教材は、一般的な学校のカリキュラムよりも少し進んだ内容を含んでいますが、自宅で学習するので、各子供のペースに合わせて学習を進められるため、無理なく進められるようになっています。
学校のカリキュラムより少し進んだ内容を勉強
たとえば、国語の漢字などはわかりやすかったですが、学校の教科書で習うより、少し先の内容を学習します。
うちの子はまだ学校で習ってない~っていう漢字があったよ。
その場合どうするの?
本人の気持ち次第だけど、娘は学校で習ってからするというので、それまでおいておくおとにしました。
一方、算数は公文も併用していることもあって、できる内容はすすめているよ。
習っていない内容は臨機応変にすすめています。
応用問題が多め
Z会が難しいといわれるいわれる理由に、応用問題がほかの教材に比べて多いということです。
例えば国語などは、記述式の問題が少なくありません。
言葉にして文章を書くという問題です。
算数でも、発展問題があり、それが教科書より難しい問題を扱っています。
実際に難しくてできないっということもある?
もちろん、わからない時はヒントを与えたり、間違い直しの時に伝えているよ。
確かにハイレベルな問題は扱っていますが、
受験対応のハイレベル教材と比べると、難しくありません。
中学校受験を目指すのであれば、低学年でも、Z会の応用問題レベルはこなしておける力を持っているとよいでしょう。
低学年だから必要な計画性
Z会のような家庭学習は、ある程度、計画をつくっていかないと月末までにテキストが終了しないことも。
2ヵ月前のテキストが終わっていないという話もきくよ。
Z会の1日の学習時間は我家の場合は約20分。
もちろん、習い事があったり、学校のテスト前だとZ会をやらない日も出てきます。
なるべく、ためないように土日に枚数をまとめてさせてたりすることもしています。
Z会では毎月学習計画表も同封されるので、学習計画を作るのもひとつの方法です。
どちらにしろ、プリントがたまると大変なので、毎日コツコツするように親も見てあげる必要がありますね!
思考力を鍛えるためのテキストがある
思考力を鍛えるためのテキスト、「思考力ワーク」があります。
これは知育教材のようなテキストで、問題も考える問題が大半です。
ただ、娘は小学校受験をしたため、その受験問題のような内容なのでそれほど難しくないと言ってました。
面白い問題も多いので、楽しく考えながら勉強できます。
ただし、考えないと解けない問題も多いので、解くときのヒントを親が教えてあげる必要が出てくることもあるでしょう。
Z会小学生コースの体験談
Z会小学生1,2年生のコースの体験談をお伝えします。
実際に感じた難易度
公立の小学校で学ぶ勉強の難易度からすると、少し難易度はあがります。
一方、娘が通う附属小学校などの難易度からすると、同程度か簡単かなっという感じがします。
ということは、中学受験を目指すのであれば、低学年からでもZ会の応用問題のレベルに慣れていることが必要です。
少なくとも中学受験や、トップレベルの成績を目指しているのであれば、Z会ぐらいの難易度のものは慣れておくことをおすすめします。
学校+αの学習が可能
学校だけの宿題では足りない中、学校+αの勉強をさせるために1年生から入会しましたが、学校の勉強をサポートしてくれるので助かっています。
付属小学校なので公立よりもテストなどの難易度も高めですが、教科書は公立の同じものを使用しているので、そのテスト対策や学力の底上げに使用しています。
親がサポートする必要がある
Z会の最大のデメリットは、親がある程度勉強する内容を確認したり、回答合わせをしたり、計画的に勉強をさせていく必要がある点です。
そのため、忙しい家庭だと、親の負担になることもあります。
一方で、親は子供がどこまで理解しているのか把握しやすいので、学習を無理なくすすめるアドバイスをすることがしやすくなります。
タブレットで学習するタイプのものだと、子どもはゲーム感覚で取り組めるものも多く自分で進めてくれるのですが、どこまで勉強が進んでいるか親が把握できないというデメリットがあります。
タブレット学習は自主的に子どもがするため親の手を煩わせないというメリットが大きいですが、親側からすると進度がわからず困ったから、Z会に入会したというご家族もいました。
Z会はこんな人におすすめ
好奇心旺盛で学ぶことに興味を持っている子供や、自発的に学習に取り組む姿勢を見せる子供に特におすすめです。また、保護者の方が積極的に学習過程に関与することが求められます。
親が勉強をサポートしてあげられる家庭
低学年のうちは、体験ワークを含め、親が一緒に考えてあげたり、勉強につきそってあげる必要があります。
そのため手放しで全部テキストにお任せはできません。
学習計画も含めて一緒に学習をサポートしてあげることできちんと学習をすすめていくことができます。
計画的に勉強を進められる子
低学年のうちは、難問を解くことより、大事なのが学習習慣をつけることです。
Z会は家庭学習なので、計画的に勉強が進める必要があります。
親がサポートしたり、自主的に勉強をすすめる必要があります。
問題の難易度よりも、子どもを机に向かわせる、それが難しかったりするのよね!
低学年のうちから学習習慣を身に着けることで、高学年になってからの受験勉強に備えることができます。
中学校受験を考えている子
中学受験を考えているのであれば、低学年のうちは家庭での学習にZ会を取り入れるのをお勧めします。
もちろん1年生、2年生の低学年のうちから塾に通う子も最近では珍しくありません。
しかし低学年のうちに大事なのは、「家で勉強する学習習慣をつけること」。
その学習習慣をつけるにはZ会の教材は難易度もぴったりです。
塾よりコスパも優れているため、高学年からの塾通いに備えて、Z会に入会するのがおすすめです。
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